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アイコン 「あなたの本当を」

フローリア

自己紹介

「生きることと死ぬことが、この私が担当するべき私の部分だった。不老不死という誰もが願うようなありふれた望みは、このフローリアも当然のように持っていた。少しばかり他と違ったのは、歴史がいくらか動きやすさを担保してくれたこと、何よりもフローリアに才があったことだろう。研究を重ねた。そうした果てに、望みは実現した。私は老いず死なない体を手に入れた。正確には、老いて死ねば若い体に回帰する魔法。少しばかり結果が歪んだのは、あるいはフローリアの才でも足りなかったということだろうか」

「死んで、生き返る。それを繰り返す魔法。制御などできないが、する意味もない。しかし、あるいはそうやって結果を放り投げたことが失敗だったのか。やがて私は、死んでもないのに生き返るようになった。すなわち増殖だ。増えた私はいずれも私が本物だと名乗り、まるで制御もできない。しかし、そうなったとして、さしたる問題だとも思わなかった。……事情が変わったのは、増えた私の一人が死んだときだった」

「生き返らない。死体が死体のまま転がり、動かない。それは並ならば当然のことだったが、フローリアにとっては異常だった。そうならないようにした筈なのだから。混乱し、恐慌し──結論から言えば、それはフローリアの権能が分割されたことに起因していた」

「嫌悪。好意。暴走。支配。素直。諦観。虚妄。情愛。演算。嘲弄。かぼす。数多増えたフローリアは、それぞれ性質が分割されていた。それは身に宿した魔術的性質についても同様で、要は不死の性質を持つフローリアはたった一人になっていたということ。私の担当は生きることと死ぬことで、すなわちこの私がそうだった」

「だから、という訳でもない。何がどうなるわけでもない。死んで死ぬのなんか当然のことで、あるいはそうならないことだって別にどうという程のことでもない。この私はそう思っている」



「ところで、この私は単に不老不死の性質だけが残ったわけではない。性格的な側面だって切り分けていくらか持っている訳で、ただ生きて死ぬだけの存在ではない。……妄言を吐く。嘘を吐く。嘘つきな私の言葉は」

「いったいどれくらいが本当のことでしょうね」

…………

「あなたの大事な本当を、どうか見つけてくださいね」

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備考

PL: 音々|ャーマン|ぞんび|なしなし|雪華|さしぇ|Aila|ヤブキノコ
Illust: ャーマン&なしなし&雪華&匿名鳥&辛いの食べたい&あのまにしぇ&流沢藍蓮